UNITED KINGDUM & BELGUIM
英国 &ベルギー
1990.11.6〜11.9
イギリス
ベルギー
ドイツ1
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ドイツ2
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ハンガリー
スイス
フランス
スペイン1
ポルトガル
スペイン2
イタリア1
イタリア2
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LONDON
(ロンドン)
1990.11.6. シンガポール航空機から観たロンドンの街AM4:50
日本を立って20時間以上、
機中の僕は、初めての海外一人旅への不安と緊張でいっぱいだった。
そんな心細い気持ちを、窓の外の闇の中に突然現れたロンドンの街の夜景が
吹き飛ばしてくれた。時刻は朝4時。まさに、「宝石箱をひっくり返した」その中に、
蛇行して流れるテムズ河と、それに架かる何本もの橋がはっきりと浮かび上がっていた。
セントポール大聖堂は、僕が生まれて初めて見る
キリスト教の大寺院だった。
その壮大さと美しさに息を飲んだ。
一歩足を踏み入れた瞬間、
見上げたドーム一面に描かれた宗教画の荘厳さに
圧倒され、神様が本当に降りてくるように思えた。
僕は今まで、神様なんて信じていなかったのに。
このときの感動を、僕は生涯忘れないだろう。
ドームの上の塔の先まで登り、
一望した暮れなずむロンドンの街は、
まさに眼下を流れるテムズ河に夕日が沈むときで、
最高に美しかった。
BRITISH MUSEUM (大英博物館)
今回の旅で、僕がもっとも訪れたかったところの一つ、大英博物館。
ここには、二日間通って、隅々まで見てまわった。
展示品の写真撮影は禁止されているが、絵は描いてもいい。
下は、そのときのスケッチの一部。
BRUSSELS
(ブリュッセル)
グランプラスの老人のスケッチ
老人がくれた絵(本当は売り物
)
ブリュッセルの中央広場グランプラスで、
絵を描いて売っていた仙人のような老人。
あまりに風格のあるこの老人を、勝手に自分の絵のモデルにしてしまった。
やがて老人はそれに気がつき、僕を睨みつけ、こっちへ来いという。
失礼な奴だ、と怒られるのかと思ったら、
ニヤっと笑って、自分が描いて売っていた絵をくれた(タダで)。
ブリュッセルの王宮
11月というのに、北ヨーロッパは
真冬のような寒さだった。
この王宮をスケッチしている時も、
あまりに寒くて寒くて、
全体を描き終える前にやめてしまった。
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