GERMANY 1 & POLAND
(ドイツ1&ポーランド)
1990.11.10〜11.15
イギリス
ベルギー
ドイツ1
ポーランド
ドイツ2
オーストリア
ハンガリー
スイス
フランス
スペイン1
ポルトガル
スペイン2
イタリア1
イタリア2
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BREMEN
(ブレーメン)
ブレーメンの音楽隊の銅像
グリム童話の舞台になった
ドイツ・メルヘン街道の出発点、
ブレーメンの町。
中央広場には町のシンボル、
その昔にも町を守った勇者たち、
「ブレーメンの音楽隊」。
BERLIN
(ベルリン)
ベルリンのシンボル、カイザー・ヴィルヘルム教会
壁の崩壊した直後のベルリンを訪れた。
第二次大戦のベルリン大空襲で
崩れ落ちた石造りの旧聖堂(右)
をそのまま保存し、隣に妙に
近代的な新聖堂(左)が造られた。
新旧の違和感が面白い。
ベルリンの壁は、ほとんど無くなっていたが、わずかに残っていた(西側・落書きだらけ)。
KRAKOW
(クラクフ)
ポーランド・クラクフに向かう夜行列車で出会った、
初めてのポーランドの友人、
11才の少女(左)と老人。
老人は照れ屋で、ただただニコニコと微笑むだけ。
明るく積極的で好奇心旺盛な少女に、
僕らは完全にペースに巻き込まれた。
ドイツ語も英語もわからない彼女と、
まったく言葉が通じないのが信じられないくらい、
たくさんのコミニュケーションができた。
古都、クラクフの町並み
戦災を免れた町には中世の雰囲気が残る
AUSCHWITZ
(アウシュビッツ)
アウシュビッツ収容所
地の果てのような、この地までやってきた。
入口の門には こう書いてあった。
「
ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になれる)」
人々は毎日この文字を見上げながら、
絶望的な気持ちで強制労働に赴いたそうだ
。
博物館として保存されているアウシュビッツから、
3キロほど離れたところにある、
ベルケナウ(アウシュビッツ第二)収容所。
アウシュビッツの10倍の広さがあり、
終戦直後のまま、「放置」されている。
見渡す限りの荒涼とした風景に、寒気がした。
この日からしばらくの間、僕は収容所を訪れたことを後悔した。そこで見たこと、感じたことが、あまりに恐ろしかったからだ。
夜も眠れなかった。 でもしばらくして、自分があの地に立てたことを、良かったと思えるようになった。
全てのドイツ人、日本人、アメリカ人、・・・いつも世界のどこかで戦争をしている、世界中の人が見るべきだと思う。
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