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　昨年の夏、身延線に乗りに行ったときに吉原で見た１両編成の車両が気になって気になってしかたありませんでした。その名は岳南鉄道。わずか９．２キロ２０分の私鉄です。今回はそれに乗ってきました。

　まずは東海道線で吉原へ。吉原で岳南鉄道に乗り換えます。単線ワンマンの岳南鉄道ですが、特筆すべきは硬券きっぷであること。もちろん記念にもらって帰りました。
　電車は吉原を出ると右にカーブして新幹線の下を通ります。沿線は工場が多く、遠くに山並みが見えます。駅はどれも素朴でレトロな感じ。終点の岳南江尾駅は工場内に駅があるといった感じでした。

　吉原に戻り、今日の２番目の目的「中部の駅百選」の修善寺駅を目指します。三島までの東海道線は「湘南電車」。JR東日本ではもう見られなくなってしまったので、思わずパチリ。
　三島で伊豆箱根鉄道に乗り換え。住宅地の中を走ります。伊豆仁田のあたりから田畑やビニールハウスが目立ち始めました。
　修善寺駅に到着。駅員さんに「認定書は？」と聞くと、親切に出してくれました。関東と違って駅名入りの賞状形式です。

　修善寺を後に最後の目的地、修善寺から２つ目の大仁駅へ。ここは駅前に足湯があります。
　お湯はぬるめで浅いのですが、石や竹が敷いてあって足ツボ効果抜群。時間帯がよかったのか、平日だったからか貸切状態で痛いながらも足湯を満喫。帰途に着きました。