当初の予定では、午前中に海水浴し、午後からアラモアナやウォルマートなどでショッピングする予定でした。
しかし、息子が何度も夜中に起きて寝苦しそうにしています。水分補給させようと体に触れてみると、すぐにわかる高熱です。慌てて体温計で計ってみると38.5度もあります。就寝前に鼻水が出ていたので、総合感冒薬を飲ませましたが、その影響もあって直ぐには解熱剤を飲ます事ができません。それから1時間ほど経って体温を再測定したら、39.4度まで上昇しています。ここで判断し、とりあえず解熱剤を飲ませました。
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それから2時間後に再度熱を計ってみると、まだ39.6度もあります。多分、解熱剤と総合感冒薬が干渉しあっているらしく、熱が下がりません。息子の様子は疲れた感じはありますが、正常に受け答えするので1時間おきに様子をみながら朝を向かえました。
さすがに親は寝不足です。
朝になって娘は元気なようです。ラナイから外を見つめてハワイの朝の空気を感じています。
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息子の世話をかみさんがしている間に、自分は娘と2人でホテル内の朝食を食べに行ってきました。初日の朝食が家族2人というのは、少し寂しい感じです。
昨夜は汗をかいた息子が着替えをたくさんしたので、既に洗濯物が大量に発生しています。うちの旅行では、着替えを少なめにして荷物を減らし、現地のコインランドリーで洗濯をする方針にしていますので、既に着替えが足りない状況になっていました。なので、早速コインランドリーの探索です。
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コインランドリーはホテルの5Fにありました。キレイな感じで安心です。洗濯物をたたむ為のテーブルもあります。
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洗剤は日本から持ってきましたが、ランドリー内に自動販売機があるので不足の場合でも大丈夫です。最近では日本でも有名になったTideがあります。¢25のコインを4枚セットし、金属部分を中に挿入すれば洗剤が出てきます。ハワイでは、このスタイルの自動販売機ばかりですから、使用方法を覚えれば他でも使用できます。
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洗濯機もシンプルな構造です。洗濯物を入れ、¢25を4枚投入し、Whiteというボタンを押せばOKです。何よりも、$1で洗濯できるのは安いですよ。更に乾燥機も$1で30分ですから、日本と比べたら安すぎです。
しかし、この時点で財布の中の¢25玉(クオーター)は不足しています。ホテルのフロントに行って両替をお願いしました。
部屋に戻り、洗濯物をもってコインランドリーに向かいました。特に衣類への傷みもなく、引き続き乾燥機に入れました。さすがに30分では乾燥しなかったので、+30分としました。
洗濯終了後、すでに昼食時になっていましたので、近くのインターナショナルマーケットプレイス内のフードコートから「テイクアウト」することにしました。
ここには大好きな【ヤミーコリアンBBQ】があります、そこで「To go OK?」、「Take out OK?」と聞きましたが、店員がOKと返してきたので待っていたら、普通に皿に盛り付けられ、フードコート内で食べるような状況でした。まあ、そのままでも持ち帰れると思い、お店を後にしました(言い訳:面倒な英語は苦手なので諦めました)。
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モノすごいボリュームですが、これで$10です。これを家族4人で食べます。
娘が最初に食べだし、それを見ていた息子も食べ出しました。美味かったと言っていましたが、病人が食べるには消化できるかな・・・と不安はありました。

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ひと段落し、時間に余裕ができたので娘とホテルのプールに行きました。
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泳ぎが得意ではない娘ですが、水深が30cmくらいの子供用エリアもあったので、安心して遊びました。最初は冷たいと思った水ですが、入っていると温かく感じます。多分、水温は23℃くらいでしょう。
プールで遊ぶ際は、周囲の外人に注意しましょう。自分らが泳いでいるときも、怪しい南米系の集団が手荷物を置いた辺りに集まってきます。別の場所に移しても近寄ってきますので、悪意を感じます。まあ、今回はそれ以上の事はなかったのですが。
なお、その日以降、怪しい外人は現れなくなりました。
14時過ぎになったら息子の熱がぶり返してきました。そこで現地のクリニックである「ドクター・オン・コール」に電話し、早速行ってみました。
場所はシェラトン・プリンセス・カイウラニホテルの1Fにあり、入り口を入って日本語の分かるスタッフに症状を伝えた。その後、旅行保険の手続き用の用紙(A4で4枚)に必要事項を入力し、その間に息子は診察室に入りました。
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クリニックに入って1時間ほど経過し、息子が戻ってきました。「おさるのジョージみたいな診察室」だったそうである。患者は独立した個室に入り、先生が順番に診察するようなスタイルです。
診察結果は、溶連菌による発熱だそうで、クスリとして抗生物質と解熱剤をその場でもらいました。
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クスリは濃いピンク色しており、日本ではあり得ない感覚です。さらにプラスチックの注射器が2本付いてきて、口から強制的に飲ませるための手段も選べるらしいです。
息子がクスリを飲んだ感想は、非常に「甘い」そうです。予想通り。でも甘すぎて飲んだ後に震えています。
それにしても、旅行保険をかけていなかったら、相当な金額の出費になっていたでしょう。ハワイでは病院でクレジットカードも使用できるますが出費は抑えたいものです。
ちなみに、旅行から帰国した後の手続きなどは一切不要でした。これは、現地のクリニックと保険会社が契約済みであり、現地で記入した内容で済んだからです。
その後、部屋で食事を食べ20時過ぎに体温を計ると37度以下にまで下がりました。さすがに病院のクスリは効きが違います。息子も非常に元気になり、本当によかったです。
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