8日目(帰国)

 帰国です。長い旅も終り、日本へ、いつもの生活へ戻る日になりました。娘は入園式が終わったばかりなので、新しい幼稚園生活がありますし、息子も幼稚園年長組みの生活になります。かみさんはアルバイトを始めます。
 ひとときであれ、このハワイで楽しい家族の日々を送った事は、いずれ思い出として宝になるでしょう。

 朝4時45分頃に起床し、帰国の出発準備を行いました。子供達も素直に起きてくれました。
 昨夜のうちに殆ど済んでいたので、5時20分過ぎにはフロントでチェックアウトを行った。追加費用はなし。そう、部屋のセキュリティボックスも無料でした。本当に日本人と財布に優しいホテルでした。

 今回の旅行もタクシーで空港に向かいます。息子は、ボーっと暗いホノルルの街並みを眺めていました。朝方だと15分ほどで到着します。このタクシーは、ツアー内に含まれているので、基本的にはチップも不要で手続きは簡単です。一応、空港では荷物を下ろしてくれたので、$2のチップを渡しました。


 5時40分過ぎには到着しますが、まだ空港の機能は停止しています。出国手続きは6時から、という説明が記述されていました。

 そこで、先日夜に受け取った、朝食の弁当を食べる事にしました。


 カップケーキのようなパンと、フルーツ、そしてハワイのジュースが入っていました。早朝に起床した子供達にはちょっと厳しいものでしたが、フルーツとジュースを飲んでいました。大人もちょっと喉を通らない感じです。


 6時過ぎ、徐々に日本に帰国する人が並びだし、出国の手続きが始まりました。帰国便は、事前に座席の指定ができません。そのため、早めに空港に行って座席を指定するのが大切です。特に小さい子供がいると、座席が離れると大変です。
 今回も無事に4人まとめて確保できました。その後、手荷物を預けますが、以前はこの前でカバンの中身を全部チェックされました。今回はありません。続いて、今回も金属探知機のところでは靴も脱いでチェックされます。小さい子供も例外なく靴を脱がされます。ここで心配したのが、海中撮影したフィルムの感光です。しかし、ISO1600以上の感度でなければ大丈夫との事でした。
 このあと、搭乗口まで移動しますが中に入れません。それでも人が少ないので余裕でベンチに座って時間を過ごします。
 子供達は大好きなアンパンマンの動画を見ています。



フライトの30分位前になってやっと搭乗口の待合室に入れるようになりましたが、もの凄い行列です。
 飛行機への搭乗開始になって、子供を前に出して優先搭乗します。新聞もキープし、座席も前のほうで快適です。子供は早速TVモニターをチェックしています。

 あっという間にフライトし、間もなく食事が運ばれてきました。



 キッズメニューが先に来ましたが、子供のメニュー?と思えるほど重い感じの食事です。息子は案の定、チーズとお菓子しか食べません。娘はそれなりに食べていました。
 食事後、大人は映画を鑑賞し、子供はTVゲームと睡眠で過ごしました。行きと違って帰りは長閑なものです。途中、機長のはからいで、太平洋の真ん中のサンゴ礁を見せるために旋回するサービスもありました。

 到着の1時間30分ほど前には軽食が配られます。

 
 チーズバーガーとサラダ、ゼリーとクッキーである。食事を抜いていた息子は喜んで食べていました。
 
 あと1時間ほどで成田に到着するという地点で、悪天候により別の空港に着陸する可能性がある放送がありましたが、無事、定刻に成田へ到着しました。確かに着陸の15分ほど前から機体の揺れが大きかったです。

 子供達は睡眠していた事もあり、非常に元気です。明日から幼稚園に行く事もあり、気分も盛り上がっているようです。日本に戻ったという安心感もあったのでしょう。
 先日のニュースでは、メキシコで豚インフルエンザが発見され、感染が懸念されると伝えられていましたが、この日の成田空港は全く厳しい

 荷物も引き取り、JRの成田空港駅まで移動します。そして成田エクスプレスに乗って東京駅まで移動し、そこから中央線で自宅最寄り駅まで移動しました。
 旅もついに終りです。駅から自宅まで、元気に歩いて帰ります。本当に成長した子供達を頼もしく感じた瞬間でした。
 また、ハワイに行こうね。



Copyright (C) 2001-2009 Chorosuke to Tetsudo