冬の鯉釣り
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鯉釣りは春と秋が一番釣果を上げられる時期と考えるのが一般的ですが、5CFの様な汽水域では、特効エサのゴカイを使うことによって1年で一番釣果がある時期になります。

まずはデータで見てみましょう。
ゴカイでの釣果が全体の40%を超えています。
「それなら1年中ゴカイで鯉釣りすればいいじゃん!」って思っちゃいますが、そういう訳にはいきません。

【冬の鯉】
鯉も他の魚と同様に冬は活性が低下すると思うのですが、カズイの経験上では汽水域の鯉は全然関係ない感じです。水温が10℃以下になっても釣れます。雪が降っていても釣れます。体力のある大型の鯉だけではなく、中型(50〜60cm)の鯉も釣れます。
ただし、ゴカイ以外のエサで釣果を得るのは非常に厳しいです。
【ゴカイで鯉釣りができる時期】
ゴカイをエサに出来る時期は、12月上旬〜2月下旬の約3ヶ月間です。この時期以外はジャミ(鯉以外の魚など)の活性があり、ゴカイをエサにすると30分も経たずになくなってしまいます。実際にはゴカイの確保やバチ抜け時期の関係もあって、12月下旬〜2月中旬の2ヶ月がゴカイの時期です。
【ゴカイの確保】バチ抜け
バチ抜けの意味は検索するとたくさん出てきますのでココでの説明は省略します。
「どこでバチ抜けするのか?」ですが、汽水域であればどこでもバチ抜けがあるんだと思います。一番気になる「いつバチ抜けする?」ですが、場所によって全然違うようです。5CFではいつ抜けるかはほぼ決まっていて、予定日の前日に様子を見に行けば、どのくらい確保できそうかがわかります。

 

12月下旬に1回目のバチ抜けがあり、約2週間ごとに計3〜4回抜けます。
詳細は伏せておきます。すみません(^^;;;

【ゴカイの保存】
バチ抜けで確保したゴカイを保存する方法を2つ紹介します。

1.発砲スチロール


2.ペットボトル
自宅での保存が難しい場合は、小さな穴を開けたペットボトルにゴカイを入れて、河に沈めておく方法があります。しかし、欲張ってたくさんゴカイを入れすぎると全滅する可能性が高いため、2リットルのペットボトルの場合で底から5cmくらいまでにしておくのが良いでしょう。
 ←これは入れすぎ

【仕掛け】
いろいろ試しましたが、現在はダブルフックを使っています。

普通の1本針でも良いのですが、冬の鯉は吸い込む力が弱いせいか浅掛かりが多いです。
1回の釣行で、アタリ20回、フッキング13回、バラシ7回、釣果6本というダメダメな経験がありますので、仕掛けは重要です。

仕掛けのポイントとしては、
1.ハリスはPEで10cm以下(やわらかいラインで吸い込みやすく)
2.ハリスとオモリの間に20cm程度の固いラインを入れる(オモリと針の距離を長くする)


【餌(ゴカイ)の付け方】
ちょん掛けでも良いとは思いますが、ゴカイは柔らかいので少しでもエサ持ちを良くするために、なるべく固い場所に針を刺した方が良いです。針をゴカイの口から入れて背中に抜くのが簡単でエサ持ちも良いです。

ポイントとしては「ゴカイをケチらないこと」です。ゴカイ自体はほとんどが水分です。水中での重さはほぼゼロですので、針にたくさん付けても鯉が吸い込みにくくなることはありません。鯉へのアピールを強くするためにケチらずたくさん付けましょう。
ゴカイの大きさにもよりますが、カズイは2本の針に10匹以上付けています。
・・・・買ったゴカイだと、もったいなくてたくさん付けられないんですよね(^^;;;
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