2006年秋頃に出張で熊本に行っていましたが、その頃初めて新幹線「つばめ」に乗りました。最新型(デビュー後2年半)の車両と、JR九州らしい豪華な装備に圧倒された記憶があります。
この800系の新幹線「つばめ」ですが、現在は鹿児島中央駅から新八代までの区間しか走っていませんが、近い将来には博多まで接続されます。その時に期待したのが東京駅までの乗り入れでしたが、残念ながら新大阪までしか行かないようです。
この「つばめ」の車内放送は圧巻です。なんせ、4ヶ国語も流れます。@日本語 A英語 B韓国語 C中国語 ときます。なるほど、韓国や中国からの旅行客が多い事がわかります。
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最近の新幹線の割には空力を意識した凹凸が少ない車両です。しかし、長いノーズは健在ですので、正面から見た顔と横から見た顔は全く違います。サイドには赤いラインがありますが、そのラインの前に往年の「つばめ」が描かれていたのが感動です。芸が細かい。
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車内に入って驚くのが、黒で統一されたデッキのデザイン。和風な空間を意識しており、洗面所にも仕切りの「のれん」がありました。トイレも綺麗で広く、これまでの列車のトイレの常識を覆してくれました。
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乗客席に移ってみても上品さは失われていません。これが普通車です。JR東日本などでは5人席(掛け)が一般的ですが、JR西日本やJR九州では乗り心地を重視して4人席を取り入れている車両も多いです。
室内灯も暖かい色になっており、海外からの客も満足いただけるでしょう。
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ウッドです。なんか、高級ですよね。横から見ると椅子のクッションが薄いように感じますが、実際には適度な硬さがあり、乗っていて疲れません。
また、足元も広々しており、大きな旅行カバンも足元に置けるほどです。
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サンシェードがトドメです。ここまで和風に拘った新幹線の車両があったでしょうか。今後の新幹線の世界戦略(輸出)は、700系ではなく800系にしましょう。これぞ
Made in Japan です。
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