2007年、小坂製錬鉄道は大きな分岐点の年となりました。親会社である、同和鉱業の一部事業撤退により、収入源であった濃硫酸の運搬が廃止となることが決定的となりました。
貨物列車だけの小さな鉄道が、またひとつ静かに消えようとしています。
ここでは、2007年に撮影した小坂製錬鉄道の写真を紹介します。本当なら、名物の重連機関車を撮影したかったのですが、残念ながら時間の制約からチャンスがありませんでした。
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雪沢渓谷付近の赤い鉄橋を渡る赤い機関車。緑色の山をバックに赤い機関車が映えて見えます。
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緑の中を疾走するDD13です。近年の脱線事故により、全力で走っているDD13を見れる場所は少なくなったのが残念です。
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通過用腕木式信号と貨物列車。夏の花に見送られています。この撮影ポイントは、ちょろすけが一番気に入っていた場所です。
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『1号トンネル』から顔を出すDD13。秋田杉が密集する山間部を通るため、夏は付近の色が緑一色になります。
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終点の小坂駅までもうすぐです。最後の直線を一気に駆け込みます。貨物量が多い時は、20両以上の貨車を引いています。
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雪沢渓谷の前を行くDD13。あいにくの雨模様でしたが、その雨が赤い貨物列車をやわらかく包んでいるようでした。
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雨は次第に霧雨になり、DD13のライトが幻想的に灯っています。この地点は大規模な脱線転覆事故の場所なので、ゆっくり走行しています。
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茂内駅までもう少し。逆を向くとちょろすけの好きな通過用腕木式信号のポイントです。ちょっと夕闇が迫っているため、ノイズが出ています。
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