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息子と広島旅行 2009
(広島県+山口県)
息子と広島に行ってきました。飛行機のマイル消化と、息子の幼稚園最後の年であるため、男二人で旅して来ました。
息子も父親との旅行であり、自主的に行動してくれたり、ちょっと成長を感じる場面もありました。
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尾道海道と文学の道の石碑 |
尾道と言えば坂の町。ロープウェーで山に登り、そこから文学の道を散策すれば、文豪の石碑があちこちにあります。
これは『放浪記』のはしり。
そこから見える尾道海道は、瀬戸内海の島々が折り重なって見える絶景ポイントでした。 |
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鞆ノ裏 |
江戸時代からの街並みを残す鞆ノ裏。ここは坂本龍馬の「いろは丸」事件で有名になった場所であり、その頃の史跡も多く残っています。
海を見渡すと、穏やかな瀬戸内海の島々が見え、坂本龍馬が見た時代と変わらない景色がありました。 |
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戦艦大和 ミュージアム |
数年前に完成した、比較的新しいミュージアム。意外にも、戦艦を取り上げた博物館は少なく、ここの戦艦大和ミュージアムは太平洋戦争時の貴重な情報が集まっています。
何より圧巻なのは、ミュージアム中央にある「戦艦大和」の1/10モデルです。この大きさでも十分に脅威を感じる威圧感があります。
息子にとっては、ちょっと難しい内容だったようですが、子供体験コーナーがあり、船のシミュレーションゲームで操縦を体験することもできました。 |
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夕闇の原爆ドーム |
世界遺産となっている原爆ドーム。やはり聖地となっており、独特のオーラが周囲を包んでいました。
外国人の姿も多く、世界的に注目されたピースポイントであるため、うちの息子も”しんみり”と観察していました。
戦艦大和を見た後で原爆ドームを見ると、すこし複雑な気持ちになります。強く誇らしさを具体化した戦艦大和と、その戦争で悲劇的な終末を迎えた原爆ドーム。これらが周囲20キロくらいの場所にあるわけですから。
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爆破1秒後の原爆と広島 |
広島原爆記念資料館にある、なんとも胸を打たれる展示物です。広島の上空数百メートルで発生した小さな「太陽」は、その後、広島の街を焼きつくしました。
ここでも外国人の見学者が多く、平和に対する世界的な意識というものを感じました。 |
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厳島神社 |
宮島にある厳島神社。こちらも世界遺産です。
朝早い時間のフェリーで行ったので、観光客も少ない状況でした。しかし、宮島名物の鹿の糞が散乱しており、足元を気にしながらの見学でした。
朝の日差しに厳島神社の「朱」は綺麗に映えていました。秋の空は高く、満潮の海に浮かぶ神殿は幻想的でした。
せっかく入場料を払って厳島神社に行ったのに、参拝せずに写真ばかり撮って帰ってきました。一方通行なので戻ることもできず・・・。 |
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錦帯橋(山口県) |
岩国にある錦帯橋は、広島観光の最南の地になると思いますが、山口県です。独特のアーチ状の橋は、江戸時代のからの匠の技により、釘を使わずに組みだけで橋を構成しています。
この景色は、岩国城から見渡した時の錦帯橋です。5連のアーチが確認できます。
この橋は急な勾配があり、小さい子供は転びそうですから注意しましょう。 |
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