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<バイクで>長岡ツーリング
バイクを買った目的に、長岡でラーメンを食べる事がありました。できれば雪が降る前に実行しようと思い、家族の理解もあって1泊の旅に出ました。
数日前までの天気予報では「くもり」だったので決行しましたが、大きくハズレて帰りは大雨の高速道路を走る”貴重な”経験を積む事ができました。
ETCのメリットを存分に受けるため、100km以内で高速を下りて一般道を走るスタイルで行きました。行きは長岡までの高速代は2300円で済みました。
それにしても、この頃、谷川岳付近では初冠雪もあり、非常に寒さを感じるツーリングできした。
なお、燃費は約30km/lくらいと良好でした。 |

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まずは上越線の湯檜曽(ゆびそ)のループです。
手前の鉄橋の上を横切る線路があります。これは左上の線路が新潟方面になり、右側からグルッとトンネルでループして正面のから手前の鉄橋に抜けてきます。実際に電車が走っていると分かるのですが。 |
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日本一の「もぐら駅」で有名な土合駅です。「鉄子の旅」でも採り上げられ、鉄ヲタには有名な場所です。あえてバイクで行くのも楽しいです。
なお、この駅前ですが、非常に大きな石がゴロついているうえに勾配があり、バイクを押している時に「たちゴケ」してしまいました。
右側のカウルにはカッコ悪い傷が残ってしまいました(涙) |
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どこまでも続く階段。これが土合駅名物の下りホームに続く階段です。全部で486段(階段にマークが付いている)あるようです。
以前、10分間の乗り換え時間でここを使用しましたが、間に合いませんでした。当時はこんな駅だと知りませんでしたので、この階段を見た時にはビビリましたよ。 |
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土合駅の全景。
以前は単線の入れ替え駅だったのが分かります。今では東京に向かう上りホームだけに線路が残っています。
この後、谷川岳ロープウエイまで行ってみましたが、ちょっと曇りで見えませんでしたが、その先には「一ノ倉沢」の絶景ポイントがあるそうです。 |
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水上ICから関越道に乗り、関越トンネル直前の谷川PAでのショット。昔のスキーブームの時は、ここでチェーンを外して関越トンネルに入っていました。
関越トンネル内は思ったよりも快適。気温が低かったので、トンネル内の暖かさが良かったです。走行する車の数も少なく、さらに閉鎖間も車に比べて少なかったです。
そういえば、水上ICのETCレーンが故障しており、ETCのない車よりも手続きに手間取りました。バイクだと大変なんですよね。 |
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関越道を降りてすぐにラーメン屋(土佐屋)に行きました。
元々、環七沿いの「土佐っ子」というラーメン屋で修行をしていた主人が営んでいるのですが、最近の「燕三条背脂チヤっチヤ系」の流れに乗って確実に有名店となっています。
ラーメンの内容は別途紹介します。 |
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長岡は、太平洋戦争時の連合艦隊司令長官の山本五十六元帥の出身地としても有名です。その記念館を訪問し、若き日の山本五十六氏の資料を拝見しました。
やはり必見は、最後に搭乗した「一式陸攻」の左翼ですね。他に付近には復元されて生家もあります。 |
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以前お世話になった会社の前です。
とりあえず記念写真です。
この桜並木は春になると非常にきれいです。 |
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2店目のラーメン屋は「ヒグマ」。
長岡ラーメンの代表的な味である「ショウガ醤油」であり、寒い季節には体が温まります。
知り合いの人が言うには、以前よりもショウガの量が減ったようです。しかし、関東の人が食べるとショウガのインパクトが強いです。 |
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体も冷えたので、道の駅「ちぢみの里」で温泉に入りました。
900円で入浴料、タオル、浴衣などが付きます。お風呂のお湯の温度は比較的低く、ちょっと物足りない感じでしたが、湯船の種類が多いので長くたくさんの風呂を楽しめます。
ホテルまではバイクで10分弱。体が冷える前に戻れました。 |
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宿泊したホテル。以前は何度もお世話になっています。
支配人の方も覚えていてくれました。
宿泊料も以前と変わりありませんが、2004年の大震災から客の流れが減ったようです。
しかし、もう少し秋が深まると「錦鯉」を求めて外人が多く訪れるのも小千谷の特徴でしょう。外人向けの英語版PCも準備していました。 |

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2日目は帰宅のみの工程です。
魚沼スカイラインを通ってみましたが、道幅が狭いうえに砂利道があったり、工事現場で道が遮断されていたりと大変でしたが、ここからの景色は絶景です。魚沼地域が一望できます。天気がよければもっと見晴らしが良いでしょうが、この日は天気は下り坂。タンデムシートには昨日購入した「カッパ」が準備されています。 |
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狭い魚沼スカイラインを走り続けると、突然スキー場のリフトが出現します。スキー場の施設の風体から上越国際スキー場と判断できます。それにしても、スキー場の真ん中を走っているとは驚きでした。
その後、「このさきキケン」と道路にかかれた道を直進したら、両脇から道幅一杯にススキが覆っている道になり、崖を下っていくような急な勾配の連続になりました。ここもゲレンデのど真ん中を下っていると判りました。この区間は熊が出るかもしれないと思い、写真を撮る余裕もありませんでした。 |
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苗場スキー場前です。スキーシーズンには多くの人で混みあう場所ですが、秋では閑散としています。
ここまでの三国峠はとても快適な道路でした。坂を上る車線は2車線あり、遅い車と速い車が振り分けられます。また、トンネルやバイパスなどで直線が多く、峠を意識する場面は少なかったです。
この先、群馬県側は道幅が狭くカーブも多いですが、大型車が少ないために走りやすいのは変わりません。
しかし、この日の天気は関東地方が既に雨です。ここでカッパに着替えて一気に家まで走りきりました。そのため写真はここで終わりです。雨の高速道路もカッパを着ていれば大丈夫でした。気温も低かったですが、しっかり防寒していたので思ったほど厳しいものではありませんでした。
最後に。
新潟のツーリングは非常に快適です。除雪を前提とした道幅の広い道路を悠々と走れ、地元の人もゆったり走っています。
機会があれば、また走ってみたいと思いました。
富士山一周の時よりも、ずっと(精神的に)充実したツーリングでした。 |

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